３月のキューガーデン

今年のイギリスは寒いです。

花の季節は一カ月遅れているような気がします。

今、やっとベローナ神殿(Temple of Bllona)前のクロッカスが咲きそろったところです。

学名も、英語名も、日本語名もクロッカス。

地中海沿岸からトルコにかけてが原産地です。

ビクトリア・ゲート（入口）で見られるTulipa humilisがかわいい。

「咲いた～咲いた～チューリップの花が～」って歌いたくなるチューリップです。

こちらはシクラメンの群生。

学名も、英語名も、日本名もシクラメン(cyclamen)。

桜が咲いてました。

学名はPrunus Matsumae Kursar

松前桜に関係あるのかな？

キューガーデンのチオノドグサ

キューパレスの 前に咲くチオノドグサ。

毎年イースター の頃に紫のカーペット状に花を咲かせ、春が来たのを知らせてくれます。

Chionodoxa は学名で、ギリシア語でチオノ（雪）＋ドクサ（栄光）という意味です。

英語名はglory of the snow（雪の栄光）。日本名はユキゲ ユリです。

原産地は東地中 海沿岸からトルコの高原にかけて。

キューガーデンのチオノドグサ

キューパレスの前に咲くのはチオノドグサ(Chionodoxa)。

英語名はGlory of the snowです。

学校行事で、

キューガーデンに来た子供たち。

 私にとって

３月を代表するのはこの花です。

オランジュリー・レストランと

ライラック群の間で見られます。

３月のキューガーデン・ショップ

今年はとっても寒くて、

キューガーデンのショップも

人影無しで

寂しい感じです。

数年前まで貴重種だったウォレミー・パインが端っこに押しやられていました。 Wollemi Pine + Araucaia araucana

色鮮やかに咲いているのは桜草（Primula）。

私はこの青色が好き。

クリスマス・ローズ（ Helleborus）

面白いのは食虫植物。

いっぱい売っているんですが、

「ハエじゃなかったら、触るな」と書いた注意書きがありました。

キューガーデンの水仙

今、キューガーデンのあちこちで、水仙の花が綺麗です。

特にアエオラス神殿の丘と、

パームハウスからオランジェリーまで続く、

ブロード・ウォークのスイセンの道がお薦めです。

まあ、この時期はキュー・ガーデンの中、

どこに行っても水仙が咲いていますので、

自分のお気に入りの場所を見つけてみてください。

キューガーデンのレンギョウ

 キューガーデンのレンギョウはみんな微妙に種類が違うのです。

 Forsythiia viridissima （中国）

Forsythia viridissima var. koreana （韓国）

 Forsythia suspensa （中国）

 Forsythia suspensa var sieboldii （日本）

Forsythia x intermedia

初春のキューガーデン （チオノドグサなど）

春のキューガーデン

Gunnera manicata

Viburnum x badnantense
 

 Viburnum x bodnantense 'Deben'

Skimmia Japonica

 Cornelian Cherry, Cornus mas

Edgeworthia chrysantha

水仙の咲く丘から見た温室

 

チオドノクサ

Fritillaria imperialis

Leucojun aestivum スノーフレーク

Helleborus argutifolius

Anemone blanda

 シクラメン

Lenten Rose   Helleborus orientalis

Erythronium dens-canis

 Erythronium caucasicum

Purple Toothwort   Lathraea clandestina

Tulipa kaufmanniana

Pulsatilla vulgaris