2007年8月29日水曜日

クライスト・チャーチ・カレッジ

オックスフォードは39のカレッジの集合体です。カレッジのシステムを知りたい方は、クライスト・チャーチ・カレッジに入場されることをお薦めします。

この建物は学生寮です。中央に一般見学者入場口があります。

廊下はハリーポッターの世界でしょう?

カレッジには必ず祈る場所があります。普通、カレッジの中の教会はチャペルなんですけど、クライスト・チャーチには、英国一小さな大聖堂(カテドラル)があります。西暦700年ごろにフリーデスウィーデが修道院を立てた場所に、12世紀に再建された建物で、尖塔は1230年ごろのものです。

正面聖壇は、こんな感じです。

このステンドグラスは19世紀のバーン・ジョーンズの作品です。真ん中の聖キャサリンのモデルは不思議な国のアリスこと、アリス・リデル(実在の人物)のお姉ちゃんです。

食堂へ行く階段の扇型天井が素敵でしょう?

ここがカレッジ・ホール。寮生たちはここで食事を取ります。ハリーポッターの映画にも、食堂として出てきます。壁にはカレッジ関係者の肖像画が掛かっています。「不思議な国のアリス」を書いたルイス・キャロルも、ここの数学の先生だったんですよ。

トム・タワーはクリストファー・レンの作品です。午後9時5分に101回鐘を鳴らすそうです。

ここで授業をします。チュートリアル(マン・ツー・マン)システムなので、広い教室は必要ありません。

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