2007年11月26日月曜日

フローレンス・ナイチンゲール

メイフェアにフローレンス・ナイチンゲールが晩年(1866年~1910年)住んでいた場所(家はもうありません)があります。「ランプを持った天使」と呼ばれ、伝記にも書かれた有名な看護婦さんの生涯を簡単にまとめてみました。

フローレンス・ナイチンゲールは1820年、イタリアのフローレンスで生まれました。だから、フローレンスという名前なんですよ~。裕福な家庭で育ちましたが、華やかな社交界には興味がありませんでした。ケンブリッジ大学を卒業した父親から勉強を習って成長します。

青春時代にボランティアで貧しい村々を訪ねるようになり、自分の仕事は看護婦だと決めますが、家族の反対があり説得するのに時間がかかります。求婚を断り、家族の反対を押し切り、30歳の時にドイツの看護学校へ行きます。

1854年クリミア戦争で戦場に向かい病院の改革にあたりました。夜になるとランプを手に病院を巡回し、The Lady of the lampと呼ばれました。

1860 年にロンドンで看護学校を設立。50歳くらいから寝たきりになりますが、ベッドの上で、調査、統計、提案を繰り返し、執筆活動を続け、看護婦のバイブルで ある「看護覚書」を書き上げます。それで、メイフェアのこの場所で1910年90歳で亡くなるわけですが、40年も寝たきりだったんですね~。

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