2006年4月2日日曜日

カーマイン・クラブアップル

この花はカーマイン・クラブアップル(Carmine Crabapple)。

学名はMalus atrosanguineです。

Malusはリンゴ(主に観賞用リンゴ)のことで、英語でCrabapple、日本語ではハナリンゴ、ヒメリンゴ、ハナカイドウ、ズミなどと呼ばれています。ヨーロッパやアメリカで品種改良が進んだため、英国の普通のガーデン・ショップで買える木でも日本では買えないとか、植物園やガーデンセンターで学名が分かっているのに適切な日本名が見つからないことがよくあります。

1 件のコメント:

  1. このカーマイン・クラブアップル(学名:Malus x atrosanguinea 英名:Carmine Crabapple、*紫紅色・深紅色のクラブアップルという意味)は、日本のハナカイドウ(学名:Malus halliana)とズミ(学名:Malus sieboldii)を交配して出来た品種です。このカーマイン・クラブアップルは花色が綺麗にもかかわらず、新しい品種に押されて、現在では園芸店でほとんど見ることができません。古い庭園や公園に植えられているのみです。日本ではカーマイン・クラブアップルは、見ることが出来るのでしょうか・・・・?
    注記:ハナカイドウやヒメリンゴ、ズミは日本語では名前が異なりますが、どれもハナリンゴの一品種です。英語の植物図鑑やガーデンブックでは、ハナカイドウ、ヒメリンゴ、ズミはどれも学名では Malus xxxx、英名ではxxxxクラブアップルというように表記されています。

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