2008年6月10日火曜日

シシングハースト・カッスル

ケントにあるシシングハースト・キャッスルに行ってきました。

1485年に荘園領主だったべイカー家のために城が建てられたのが始まりだそうです。

フランスとの戦争で一時期捕虜収容所として使われたりしましたが、フランス軍の攻撃で建物のほとんどが破壊されてしまいました。

20世紀初めまで、この城は廃墟として、ケントの森の中に取り残されていました。

その廃墟に注目して、1930年にこの土地を購入したのが作家のヴィタ・サクヴィル・ウエストとハロルド・ニコルソン夫妻でした。

ヴィタは色彩と植物選びを専門とし、ハロルドは全体の設計を担当して、共同で庭園造りに励みます。

ハロルドの設計により区画された庭園に、ヴィタは色別に花を植えていきました。

夫妻が30年の歳月をかけて造った庭園は、現在ナショナル・トラストによって管理されています。

シシングハーストで特に有名なのがホワイト・ガーデンです。

白い花だけを集めた区間は見事です。

写真の中央にあるのはバラの木です。最盛期は7月だそうで、まだ咲いていませんでしたが、蕾がたくさん付いていました。

4 件のコメント:

  1. Well done for this wonderful blog.

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  2. はじめまして。以前は度々訪れていたロンドンももう何年も出かけていませんが、こちらのブログを拝見していたら懐かしく、思わずコメントしてしまいました。
    シシングハーストのホワイトガーデンは美しいですね。これからの季節、緑や花の美しい時期、是非またロンドン、イギリス情報教えてくださいね。楽しみにしています。

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  3. flowersupplementさんへ
    コメントありがとうございました。
    6月の英国はどこも花盛りで本当にきれいです。これからもいろいろな写真をブログに載せますので、時々覗いてくださいませね。
    英国にも是非いらしてください。

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