2009年1月5日月曜日

テームズ川クルーズ

ヨーロッパ最大の観覧車ロンドン・アイの対岸、

ユネスコ世界遺産に登録されている国会議事堂(=ウエストミンスター宮殿、The palace of Westminster)の隣に、

テームズ川クルーズのチケット売り場があります。

チケットを買って、乗り場(Boarding Points)で待っていると、

上の階は屋根なしで下の階はガラス張りの船が来ます。

乗ると、ビッグベン(国会議事堂の時計塔)が目の前に見えます。

動き始めると、ロンドン・アイも間近に見えてきます。

しばらく上の階で景色を見ていましたが、寒いので下の階に下りていきました。

下の階でも景色は見られます。暖房も効いていますし、売店やトイレもあるので、下の階にもたくさん人がいました。

タワー橋が見え始めたところで、また上の階へ移動しました。

ベルファースト号が間近に見えてきます。1938年に造られた軍艦で、第二次世界大戦(ノルマンディー上陸作戦など)や、朝鮮戦争で活躍しました。現在は一般公開されていて、機関室などを見学し、高射砲を操縦し、海軍の船上生活の様子をのぞくことができます。

船からだとタワー・ブリッジが正面に見えてきます。

1894年に完成した開閉橋です。ゴシック式の塔の中は歴史博物館と展望通路になっています。

そして隣がこのクルーズの終点であるロンドン塔です。

1078年に造られたロンドンに残る最も古い建物で、国王が居住する宮殿としても使われ、身分の高い政治犯を幽閉する監獄としても使用されました。ユネスコ世界遺産にも登録されており、世界最大のダイヤモンドなど英国王室が行事に使う宝石類はここで見ることができます。

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