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先日、一緒に博物館・美術館巡りをしていたお客様から「大英博物館のロゼッタ・ストーンはレプリカですよね。」と言われ、当然私は「いいえ、本物ですよ。」と答えた後、そのお客様が何故そのような質問をしたのか考えてみました。そして、思いつきました。そうです。大英博物館の中にレプリカもあったのです。
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レプリカの展示場所はルーム1のエンライトメント・ギャラリー。18世紀の博物館の様子が再現されている部屋ですが、部屋番号1番だし、大英博物館で一番大きな部屋なので、ここから見始める人も多いかもしれません。違いますよ~。これは本物じゃありませんよ~。
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本物はエジプト・ギャラリーに入ってすぐのところに、ガラスケースに入って展示されています。これが紀元前196年に古代エジプトで造られた「本物の」ロゼッタ・ストーンです。
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立てて展示しているので、裏側も見えます。
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でも「本物」の周りはいつも混んでいるので、ゆっくり象形文字を研究したい人はレプリカの方がいいかもしれません。何時間でも独占して見ていられますから。
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