2009年3月7日土曜日

パンジー

バーフォード村で見つけたパンジーのウォール・ハンギング・バスケット。

パンジー(Pansy)は、1800年代に、ヨーロッパの園芸家が、野生のサンシキスミレなどを交配して、大きく華やかなスミレを作る研究をした結果生まれました。学名はViola wittrockianaです。

こちらはパンジーのハンギング・バスケット。

植物の交配・育種・栽培は、大航海時代にネーデルランド地方の園芸愛好家によって始まったのだそうです。16世紀後半、ユグノー戦争が勃発し新教徒たちがイギリスに移住してきました。園芸愛好者も、いくつかの植物を携えて移住してきたと言われています。その後イギリスでは国力の増大とともに社会が安定し、園芸の興隆期を迎えます。園芸愛好家は展示会を催し、新花の品評を競い合い、優良な新花は高価に取引されたのだそうです。

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