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この季節、あちこちの庭で見かける青いヤグルマギクの花。学名はCentaurea montana。
地中海沿岸原産で、イタリア・ルネッサンスの画家ボッティチェリの作品「春」にも、花の女神フローラの頭を飾る花輪や服の模様として描かれています。
1925年、王家の谷を発掘していたイギリスの考古学者カーターがツタンカーメン王の棺を開けた時、3300年前のヤグルマギクが、形をくずさずに残っていたそうです。ツタンカーメン王の埋葬はヤグルマギクの咲く春であり、その死はミイラを作成するに要する70日をさかのぼった1月ころだったろうといわれています。
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