イングリッシュ・ブルーベル

キューガーデンのクイーン・シャーロットの裏に、

有名なイングリッシュ・ブルーベル(English Bluebell)の群生があります。

学名はhyacinthoides non-scripta。

Hyacinthoidesは「ヒアシンスに似た」という意味。

私はスズランに似ていると思うんですけど・・・。

スズランはConvallaria keiskeiで、分類学上、却下。

花は筒状で、花弁の先端だけが外側に丸くカールし、個々の花は花茎の片方の側からのみ釣り下がっているのが特徴です。

英国ではイングリッシュ・ブルーベルは「野生生物及び田園地帯保護法」(Wildlife and Countryside Act 1981) によって保護されている種だそうで、

自分の土地からでも球根を掘り出して売買する事は禁止されていて、

野生のイングリッシュ・ブルーベルの球根を自生地から採取することは犯罪なのだそうです。