2007年2月13日火曜日

上から見たパームハウス

キューガーデンで一番有名な温室であるパームハウス(ヤシの家)は建築家デシマス・ バートンの設計で1848年に完成しました。
 
寒冷なヨーロッパでは育たない熱帯植物を植えるために造られた温室です。
 
高さ19m 。上の通路から、熱帯植物を見下ろすこともできます。

下の通路はこんな風に見えます。

19世紀、産業革命で大量生産が可能になった鉄とガラスを取り入れて、ガラスの家を造ることができるようになり、

寒冷なヨーロッパで熱帯地方の植物を生育させられる温室を持つことが、上流階級のステイタスになりました。

イギリスは世界各地に植民地を抱えている上に、無類のガーデニング好きという国民性から、温室建築の技術が発達したのでした。

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