2016年8月18日木曜日

ホワイト・フライヤーズ跡 (中世のロンドン)

ブラックフライアーズの西向かいにはカルメル会の修道院(1253~1538)がありました。修道士が白いローブを着ていたことから、ホワイト・フライアーズと呼ばれていました。今は道路に名が残されているのみです。

修道院は宗教改革の後、王室の武具師に譲渡され、17世紀になるとホワイトフライヤーズ劇場になり、清教徒革命で劇場廃止されるまで人気の劇場でした。1680年にガラス工場になり、19世紀後半にはステンドグラスや装飾ガラスで有名でした。その後、新聞デイリーメール紙の印刷所になりました。現在は印刷所は郊外に移転してしまい、会計士事務所や法律事務所になっています。

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