2016年9月29日木曜日

大英博物館 ギリシア文明 ミノス文明

ミノス文明(紀元前2200~1450)
クレタ島は油、穀物、ワインなどを産出する土地があり、青銅器時代には地中海地域、シリア、エジプトとの交易によって富がもたらされ、宮殿を中心に文明が栄えました。伝説的な王ミノスにちなんでミノス文明と呼ばれています。

雄牛の角の上で宙返りする少年のブロンズ像。クレタ島の人々は雄牛を聖なる動物と考えていました。ギリシャ神話によれば、ゼウスは美しい王女エウロペに恋をして、白い雄牛に姿を替え、王女を背中に乗せクレタ島に泳ぎ渡りました。そして3人の息子をもうけ、そのうちの一人がミノスで後にクレタの王になりました。

クノッソスの宮殿の壁は、フラスコがで華やかに装飾されていました。

ミノス文明時代に作られた宝石。蛇の中に犬と猿の細工があるアイギナ島のペンダントなど。

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