2019年3月30日土曜日

肖像画美術館で学ぶ英国史 エリザベス1世の時代

 エリザベス1世

スコットランドの女王 メアリ

 エリザベス1世


ウォルター=ローリーは、エリザベス1世の寵臣で、雨上がりで道がぬかるみ、女王が立ち止まったのを見て、着ていたビロードのマントを水の上にさっとひろげて汚れずにわたれたので、女王がその機転を喜んだという。
ヴァージニア植民地からイギリスにタバコとジャガイモを最初に輸入したのもローリーだと言われています。、イギリスの海外発展に功績を挙げ、サーの称号を与えられた。北米大陸への最初の入植のこころみ(1584年と1587年)は失敗したが、その地は後のヴァージニアとなった。その後もスペインと対抗して新大陸への進出の先頭に立った。エリザベスの死後、ジェームズ1世は、反スペインのローリーを嫌い、彼をロンドン塔に幽閉した。許された後、1616年に南米オリノコ川上流に黄金郷「エル・ドラド」探検を行うが失敗し、スペイン人を傷つけたと告訴されて死刑となった。   


フランシス・ドレークは、1543年生まれた。
1570年以降、西インド諸島のスペイン船や町を襲う海賊活動を開始。
1577年11月、ゴールデンハインド号率いる5隻の艦隊で、プリマス港を出航
1580年9月に、生き残ったゴールデン・ハインド号のみがプリマス港に帰港し、女王に金銀財宝を献上した。マゼランに続く史上二番目の世界一周を達成した。

1588年のアマルダ海戦ではイギリス艦隊副司令官に叙任され、イングランド艦隊の実質的な指揮をとり、火のついた船を敵艦隊に送り込むという海賊らしい戦法により、スペイン艦隊を壊滅させる。
1596年、赤痢により55歳で亡くなった。鉛の棺に入れられて水葬された。
 エリザベス1世

シェークスピア

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