2009年5月23日土曜日

マスタードの花

キューガーデンの畑に咲くSinapis pubescensの花。シナピスはラテン語で辛子の意味です。

英語名はWhite Masterd。種がクロガラシに対して白っぽいことからシロガラシと呼ばれ、種をマスタードの原料として使います。

ついでにマスタードについて調べてみました。和辛子は学名Brassica junceaで、アブラナ科アブラナ属のセイヨウカラシナのことです。和辛子は日本産と勘違いしそうですが、ほとんどがカナダからの輸入なのだそうです。白辛子は学名Sinapis albaで、アブラナ科シロガラシ属。地中海沿岸原産です。マスタードは有史以前から栽培され、エジプトや中国に伝わっていったと考えられており、ピラミッドや中国の洞窟からも種子が見つかっているのだそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿