2012年11月30日金曜日

シェークスピアのグローブ座

聖ポール大聖堂の対岸にある

グローブ座に行ってきました。

最初のグローブ座は、1599年にシェークスピアの劇団である宮内大臣一座のために建設され、

シェイクスピアの名作の多くはグローブ座で公演されました。

1613年、公演中に舞台装置の大砲によってグローブ座の茅葺屋根に火がつき劇場は全焼し、

 2番目のグローブ座が翌年同じ場所に建設されましたが、

1642年清教徒革命の影響により劇場が閉鎖され、

1644年には取り壊されてしまいました。

博物館に展示されている当時の料金入れ

当時のナッツの殻

これは何だったかな?

劇場ができる前は、ミドル・テンプル・ホールや

貴族の館や教会の庭に舞台を作りました。

当時のライバルであったローズ座。バラ園の跡地に作ったのでローズ座なのだそうです。

現在の劇場は、1949年にロンドンを訪れたアメリカ人の俳優・監督であるサム・ワナメーカーにより再建されました。

1970年にはグローブ座トラストとなる組織を設立し、劇場を完成させ、


シェイクスピア演劇を専門とする教育センターと展示場を作りました。

毎年4月から10月までシェイクスピアの作品と、近代作家による新しい劇を公演しています。

ここは貴賓席です。

5ポンドで入場できる土間の立見席には700人入ることができ、桟敷席には900人座れます。

  茅葺屋根の上には、現代の消防法に基づきスプリンクラーが取り付けられています。

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