ゴールド・ライオン・コーヒーハウス （トワイニング紅茶）

1706年、トワイニング紅茶の祖、トーマス・トワイニングは31歳の時、ロンドンでコーヒーハウスの経営者として出発しました。

場所柄、法律関係者がたむろしていて、トムの店に入り浸って政治論争や商談や文学論議をしていました。

トワイニングはコーヒーハウスの隣の家を手に入れ、「ゴールデン・ライオン」と名づけて紅茶やココアを売りました。

トワイニング一族は東インド会社に役員を送ったり、銀行を運営したり、公職に就いたりして、繁栄しました。鉄道網の充実によって田舎まで紅茶が届けられ、紅茶はイギリスの国民的な飲み物になりました。紅茶販売店は「トワイニング」という店名になり、現在も続いています。