2017年3月20日月曜日

紅茶の歴史 ブルックボンド& リプトン&タイフー&テトリー&ウィッタード

ブルックボンド紅茶は1869年創業。収穫日によって買い付け価格や品質にばらつき画ある紅茶を専門化がブレンドし、一定の品質、均一の価格に調節することで紅茶を安定供給しました。また、決まった量の紅茶を包装して販売しました。小さく梱包することでお茶の香りが飛びにくく在庫管理しやすくなりました。1930年、のちにPG Tipsと改名されたプレ・ジェクト・ティーという新ブレンドを発表し、爆発的な売り上げを伸ばしますが、1968年にユニリーバ社の傘下に入りました。

リプトンは1871年にスコットランド人トーマス・リプトンによって設立されました。1890年からセイロンの茶園を複数経営するようになり 、コロンボに現地会社を設立しました。茶園から工場までロープウェイを設け、安全に、早く茶摘した生葉を運ぶ方法を確立し、茶摘労働者の安全を確保しました。ブレンドや包装を機械化して、効率よく安い紅茶を安定した品質で製茶することができるようにして、現地から仲介業者を通さない産地直送の紅茶を世界中に輸出し始めました。多くの支店を持っていたリプトンは土地の水質によって紅茶の香りや味、コクに違いが出ることに気付き、その土地の水に合わせたブレンドを心がけるようになります。1958年、本拠地を英国からアメリカに移したリプトンは水に溶かすだけで気軽に紅茶が楽しめるインスタントティーの実用化を進めました。



タイフーは1905年バーミンガムの茶商ジョン・サムナーが立ち上げました。タイフーは中国語で医者の意味です。細かく砕いた粉のような茶葉(粉茶)を食料品店ではなく薬局で販売する戦略をとりました。

テトリーは1837年にヨークシャーで創業しましたが、1856年に拠点をロンドンに移し事業を拡大します。1888年からはアメリカに進出。1930年からはティーバッグ製作に従事し、1953年に英国だ初めてティーバッグを発売しました。


ウィタードは1886年創業です。コーヒー、スパイス、紅茶の販売に携わり、1970年代より紅茶販売を強化しました。

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