2017年3月25日土曜日

紅茶の歴史 トワイニング

1706年、トーマス・トワイニングはデュバリー・コートにトムズ・コーヒー・ハウスをオープンしました。

1717年に隣りの敷地を買い取って、お茶とコーヒー、ココアの小売専門に「ゴールデン・ライオン」をオープンさせました。コーヒーハウスには女性は入れませんでしたが、ゴールデン・ライオンには女性も入れたため、お茶の販売は成功しました。

トワイニングのコーヒーハウスでは客が混みあっている際TIPと書かれた箱が登場しました。To Insure Promptnessの略で、早いサービスを保証しますという意味です。追加の2ペンスを箱に入れると、他の客より早くサービスしてもらえます。チップ制度の始まりです。

アールグレイについて
中国を訪れた英国の外交使節団の一員によって持ち帰られたお茶は外務大臣を勤めていたグレイ伯爵に献上されました。グレイ伯爵はそのお茶の香りに感銘し、茶商に命じて、ベルガモットやレモンなどの柑橘類を緑茶やウーロン茶と混ぜて作ったお茶がアール・グレイです。

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