2016年1月6日水曜日

イスラムの世界 コーヒー


コーヒー
コーヒーの原産地はエチオピアで、ヤギがその実を食べて興奮するのを見た人間が真似したそうです。それをアラビアに伝えたのはイスラムの修行僧だそうですが、ムハンマドの時代にはまだ伝わってなく、イスラムの教典にはコーヒーについて何も触れていません。アラビア人たちは始めコーヒーの果皮や種子をそのまま煎じて飲んでいましたが、すぐに焙煎した後の煮汁を取る方法を会得しました。飲酒の許されないイスラム教徒の間では日常生活に欠かせない飲み物となりました。イエメンのコーヒーはモカの名のもとにトルコ、ジャワ、ブラジルにまで栽培が広まりました。






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