2016年2月24日水曜日

V&Aで見るジュエリーの歴史 ローマ 27BC~400AD

古代ローマ人は天然の金を加工して、留め金やネックレス、イヤリングやブレスレット、香水入れのついた大きなペンダントなどを作りました。カメオが盛んに作られました。ガラスのビーズや真珠も材料にしています。スペインで金鉱山を手に入れ、スリランカからサファイアを、インドからダイヤモンドを輸入し、エメラルドや琥珀も使用していた。支配下のイングランドでは黒玉 (化石化した木材) を彫刻してジュエリーを作っています。

ローマのジュエリーは他人の邪視を防ぐことが主な目的のひとつで、女性は多くのジュエリーを身につけており、男性は通常、指輪のみ着用しました。ローマ人が着けた指輪には石が取り付けてあり、その石に彫刻をほどこし、蝋で文書に封をするために使われました。この風習は中世まで続き、王侯貴族が同様の方法で文書の封をしています。









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