2016年12月25日日曜日

自然史博物館の建物について

ロマネスク様式の自然史博物館の建物は、1870年代にアルフレッド・ウォーターハウスによって設計されました。大英博物館にあったハンス・スローンの動植物の標本コレクションを基に、世界中の植民地から集められた莫大な標本コレクションを展示するために造られたオリジナルの建物です。


ウォーターハウスは、テラコッタの美しい組み合わせで建物を覆いつくすことを考えました。正面入口の柱群は見事です。


セントラル・ホール(Central Hall)に入ると、高窓から差し込む光がテラコッタの装飾を際立たせています。


まるで大聖堂みたいですね~。


柱やアーチには鳥や葉の彫刻が浮かんでいます。



天井は彩色された162枚の植物パネルから成っています。


階段を上って一番高い位置からセントラル・ホールを見下ろすと、


階段中央に進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの像がありました。

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