2015年11月30日月曜日

ウイリアム・モリス博物館

地下鉄ヴィクトリア線の北の終点

ウォルサムストウ・セントラル駅前から

バスに乗って

フォレスト・ロードで下車して、

標識に沿って歩くと、

ウイリアム・モリス・ギャラリーに到着します。

ヴィクトリア時代のデザイナー、ウイリアム・モリスが少年時代を過ごした家が博物館になっています。

幼い頃から中世ロマンスの世界に憧れ、自然に囲まれた邸宅で成長しました。

聖職者を志してオックスフォード大学に進みますが、ロセッティやバーン・ジョーンズなどの芸術家と知り合い、建築・美術・文学の世界にのめり込んでいきます。

 モリスが描いた妻ジェーン

新婚時代に建てた レッド・ハウスの、家具、壁紙、タペストリーなどを手がけ、モリス商会を設立します。

妻ジェーンとジェニー(長女)

妻ジェーンとメイ(次女)

レッド・ハウスのバラを見てできた壁紙「トレリス」

 ステンドグラス 「きこり」

サセックス・チェア シンプルで、丈夫で、移動しやすく、廉価な椅子はモリス商会の人気商品でした。

モリス商会を有名にしたサウス・ケンジントン美術館(V&A)のグリーン・ダイニング・ルーム(1867)

 タイル 「デイジー」

 壁紙 「デイジー」

 壁紙 「すいかずら」

壁紙のデザインのオリジナルなどが見られます。

椅子の展示。

次の部屋は

 工房のようになっていて、

織機もありました。

 プリント綿 「ブルーベル」

 プリント綿 「ストロベリー泥棒」 (1883)

 プリントに使った木版

タイル

ステンドグラス

マートン・アビーの模型

タピストリーはじめ

モリスの作品がたくさん見られます。

上の階には、ハマースミスのケルムスコット・プレスで

 印刷された本が展示されてました。

バーン・ジョーンズのデザインによるイラスト。ジェフリー・チョーサーのカンタベリー物語。

カフェも充実

カフェからの景色

公園ですけどね。

表の家々がかわいい。

2015年11月29日日曜日

ウイリアム・モリスの工房 レッド・ライオン・スクエア8番地 (1861-1865)

1856年から59年まで

モリスとバーンジョーンズはレッド・ライオン・スクエア8番地で、

 共同生活をしていました。

ここでバーン=ジョーンズはロセッティに絵画を学び、

 モリスの興味は建築から絵画へと移っていきます。

1861年、共同経営でモリス・マーシャル・フォークナー商会を設立します。

 1861年から65年まではレッドハウスの内装と商会の事業は同時進行していたので、

 取扱商品はレッド・ハウスに必要な家具、食器、タイル、刺繍などで、

 数年後には、タイル、壁紙、椅子などのオリジナル商品の開発を始めます。