2007年1月31日水曜日

冬のキューガーデン

冬のキューガーデンを歩いてみました。ライオン・ゲートから入場して、すぐに見えてくるのはパゴダ(Pagoda)。

1762年に建てられた高さ50メートルの中国風十重の塔です。

こちらはJapanese Gateway。1910年に造られた西本願寺の唐門の複製です。

テンペレート・ハウスは1850年に造られた世界最大の温室です。

それにしても芝が緑色で綺麗でしょう?

真冬の景色だとは思えませんね~。

こちらはグラス・ガーデン。雑草を刈り忘れているのではありません。ススキの仲間を集めている立派な庭園なのです。

こちらはパームハウス前の花壇です。春の花が咲くのを待っているところです。

2007年1月30日火曜日

キューガーデンの水鳥たち

キューガーデンのパームハウス前にある池が凍っていました。

氷の上を歩いているのは水鳥たちです。

水かきは寒くないのでしょうか?

氷を突付いて水を飲む鳥。

アヒルも頑張っています。

ガチョウも頑張っています・・・

と思って、芝生の方をみたら、ガチョウの群れが日向ぼっこをしていました。

氷の上を歩き回るより、こっちの方がいいですよね~。

こちらの集団は食事中。

魚が獲れないときは、草を食べればいいのです。

2007年1月29日月曜日

キューガーデン~1月の花

世界遺産の植物園キューガーデンも、1月に咲く花らしい花は下の2つだけ。

黄花節分草。英語名はWinter Aconite。学名はEranthis hyemalis。

待雪草。英語名はSnow drop。学名はGalanthus elwesii。

カフェの近くに、とても良い香りがする地味な花をつけている低木があります。

サルココッカというツゲ科の木です。

英語名はChristmas Box。学名はSarcococca confusa。中国原産。

パーム・ハウス

キューガーデンのパームハウスは1848年に建設された世界で一番古い温室です。

熱帯植物を寒さから守るために、温室の中は冬でも20度以上。キューガーデンで一番暖かい建物です。

時々、天井のスプリンクラーから水が噴射され、

温室内は霧の中~。

「Look Up」と書いてあったので、上を見ると

フィッシュテイル・パームが実をつけていました。

階段を上がって近くで見てみると、面白いくらいたくさんの実が付いていました。

英語名はFishtail Palm(魚の尻尾+椰子)。日本名は孔雀椰子。

みなさんは、魚の尻尾?孔雀の羽?どちらに見えますか?

上の階から見たパームハウス内部。

見下ろすと人が行き交っているのが見えます。

真下を見ると、こんな感じです。

冬季は温室が一番ですね~。

2007年1月28日日曜日

キューガーデン~パームハウス

1848年、家はレンガで造るものと思われていた時代に、

ガラスと鉄骨だけでパーム・ハウスは造られました。

亜熱帯の植物のための温室として、石炭を焚いて暖房していたのだそうです。

正面から入って左側がアフリカ、右側がアジア、中央がアメリカの植物と分かれているのだそうです。

で、バナナはアジアなのね~。

植え替えを待っているバナナの苗たち。

夏にこの温室に入ると暑くて辛いけど、寒い冬は暖かくてちょうどいい。

苗も育てています。

子供のグループが、

たくさん来ていました。

いっぱい勉強していってね~。

プリンセス・オブ・ウエールズ・コンサバトリー

1987年にダイアナ妃によってオープンされた、キューガーデンのプリンセス・オブ・ウエールズ・コンサバトリー。

気候帯別に10の部屋が分かれていますが、私が一番好きなのは熱帯植物の部屋です。

カエンカズラ(火炎葛)のカーテン。

学名はPyrostegia venusta。英語名はFlame vine、またはOrange trumpet vine。

こちらはレッド・マングローブ(Red Mangrove)。マレー語で「木」を表すmangi-mangiに英語で「小さい森」を表すgroveを合成したのが、マングローブの語源だそうです。

学名はRhisophora mangle。熱帯の河口でしか見られない木です。

こちらはヒメバショウ(姫芭蕉)。ちなみにバショウ科というのは、バナナのことです。

英語名Scarlet Banana(赤いバナナ)。学名Musa Coccinea。東南アジア原産。

こちらはMusa Lacatan。

Musaはバナナのことですけど、英語名も日本語名も分かりませんでした。新種でしょうか?