2017年8月19日土曜日

自然史博物館 ドードー

「不思議な国のアリス」に登場するドードーは、想像上の鳥ではなく、インド洋上のモーリシャス諸島に実際に生息していた鳥です。
モーリシャス島は大航海時代にヨーロッパ人によって発見され、インドへ向かう重要な寄港地として利用されました。飛ぶことも速く歩くこともできなかったドードーは入植者の食料になったり、見世物としてヨーロッパに送られるために乱獲され、1681年に絶滅してしまいました。この絵は1626年にオランダ人画家ルーラント・サーフェリーによって描かれたドードーです。


後にドードーは地球上の他の地域にはいない種だと判明しますが、その頃はすでにドードーはわずかな骨だけを残し絶滅していました。これはロンドン自然史博物館にある骨格標本です。


 これはロンドン自然史博物館にある復元模型です。オックスフォードのアシュモリアン博物館に博物学者のジョン・トラデスカントによって収蔵されていた唯一の剥製がありましたが、保存の仕方が悪く1755年に焼却処分になってしまいました。

ドードーという名前はポルトガル語で「間抜け」の意味のDuodoから来ているといわれており、生物学者のリンネまで間抜けなドードーという意味のディドゥス・イネプ トゥス(Didus ineptus)という学名をつけています。勝手な人間によって「まぬけ」と呼ばれ、絶滅させられてしまったドードーはハリーポッターにも登場します。


これはオックスフォード大学博物館(University Museum in Oxford)にある1651年にヤン・サーフェリーによって描かれたドードーの絵です。「不思議な国のアリス」の作者のルイス・キャロル(本名ドジソン)はオックスフォード大学の数学の教授でしたので、この絵を見る機会がありました。どもり癖があり、自分の名前を「ドー、ドー、ドジソン」と言っていたルイス・キャロルは、このドードーに親しみを感じていたと思われます。
ちなみにルイス・キャロルというペンネームは、本名のチャールズ・ラトウィッジをラテン語化 (Carolus Ludovicus) した後に順序を入れ替え、さらに英語化したものです。

2017年8月18日金曜日

自然史博物館 地球ホール

こちらは地質学部門の入口である地球ホール(Earth Hall)です。

エスカレーターが惑星をイメージした金属製の球体の中に入って行くのが、印象的です。
エレベーターの下にある彫刻も印象的。まずは神による天地創造の彫刻。ウイリアム・ブレイクの絵がモデルです。キリスト教やユダヤ教では、神が6日でこの世界を造ったことになっています。
こちらはギリシア神話のアトラスです。ゼウスとの戦いに敗れたアトラスは、西の果てで天空を持つ役目を負わされることになりました。その後、メデゥーサの首によって、アトラスは石に変えられ、アトラス山脈になったのだとか。
これがメドゥーサです。見たものを石に変えてしまうという恐ろしい魔物です。もともと美しい少女であったメドゥーサは、「自分の髪は女神アテナより美しい」と自慢したため、アテナの怒りを買い、醜くされ、髪は一本一本を蛇に変えられてしまいました。そして、ペルセウスによって首を切られてしまいます。メドゥーサは古代生物の化石を見下ろしています。最後はすべて石になってしまうと言いたいのでしょうか。
これはキュクロプス。ギリシア神話に出てくる一つ眼の巨人です。実際に象を見たことの無かった古代ギリシアの人々が、巨大な穴(鼻腔)がある象の頭蓋骨を見て、一つ眼の巨人の眼窩だと思い、キュクロプスを想像したのだと言われています。
このエスカレーターを上ると、火山爆発や地震の展示がある3階に出ます。

2017年8月17日木曜日

自然史博物館 マストドン 13000年前


 マストドン American mastodon  Mammut americanum
13000年前、氷河期の象

自然史博物館 鉱物ギャラリー

自然史博物館内にある鉱物ギャラリーは、博物館創立時(1881年)以来まったく変わっていません。

岩石が展示されたガラスケースが並び、そこに自然光が差し込みます。
たくさんの展示品の中で特に目を引くのは、1853年に当時英国領だったオーストラリアで発見された金の結晶(crystals of gold)重さ717g。ちなみに世界で一番大きな金塊(nugget of gold)は1869年にオーストラリアで発見されたウェルカム・ストレンジャー(Welcome Stranger)71キロです。
このエメラルドの結晶(Crystal of Emerald)はコロンビア原産の1384カラット。1831年にデボンシャー公爵が、ブラジル皇帝ドン・ベドロ1世から買取り、英国に来ました。
このダイヤモンドは、1869年に、やはり英国領だった南アフリカの羊飼いにより発見され、彼は引き換えに、羊500頭、牛10頭、馬1頭を受け取ることができました。オリジナルのダイヤモンドは1910年代にカルチェのデザインによりカット(47.69カラット)され、ペンダントになりました。
ところで、博物館の警備は大丈夫なのでしょうか?宝石屋さんよりすごいものがゴロゴロあるんですけど・・・。

2017年8月16日水曜日

恐竜



シロナガスクジラの骨格標本







ブルーマリン



 Blue marlin Makairo nigricans

マンテルサウルス


Mantellisaurus atherfieldensis
1917年にワイト島で発見された恐竜

マンテル(1790-1852)

月の石、火星の石

これが月の石(128g)です。

アポロ16号が1972年に採取してきた5.5kgの石の一部です。樹脂製のピラミッドに封入されています。
こちらは火星の石です。でも、まだ人類は火星には行っていません。これは1911年にエジプトに落ちた隕石で、石の成分から火星の石ということになったのだそうです。でも、どうして火星から来たって分かるのでしょうか?不思議です。

2017年8月13日日曜日

世界陸上をやっているロンドン・スタジアム

 世界陸上は2年に1度開催される陸上競技世界大会です。

日本では織田裕二さんの解説で有名ですね。

 川を越えるとロンドン・スタジアムがあります。
ロンドン・オリンピック以来5年振りに来ました。
世界陸上のスポンサーはほとんど日本企業なんですね。

 まわりはオフィスビルが建設ラッシュでした。