2014年2月28日金曜日

ケンウッド・ハウス

ケンウッド・ハウスに行ってきました。

ハムステッド・ヒースから見たロンドンの景色。

聖・ポール大聖堂をはじめザ・シティーが一望できます。

ケンウッド・ハウスは1764年から1779年にかけてマンスフィールド伯爵の屋敷として、建築家ロバート・アダムによって建てられました。

この人が初代マンスフィールド伯爵ウイリアム・マレーです。

新古典様式の天井のデコレーション

一番有名なの部屋は、ライブラリーです。

ウエッジウッドみたいな内装。

マンスフィールド伯爵の肖像画。高名な判事でした。

20世紀に入って、マンスフィールド伯爵家は相続税のためケンウッド・ハウスを手放すことになり、1925年にギネスビール会長の初代アイヴィー伯爵エドワード・ギネスが屋敷を購入します。

2年後の1927年にエドワード・ギネスは亡くなりましたが、ケンウッド・ハウスは彼の絵画コレクションとともに国に遺贈され、翌年から一般に公開されました。

ダイニング・ルームのコレクションにはレンブラントの自画像や、

フェルメールの絵、

フランス・ハルの絵などがあってすごいんですけど、

セキュリティーが甘い。フェルメールの絵を簡単に盗むことができるでしょう。

 隣のダイニング・ルーム・ロビーに飾られたターナーの絵。

 ブレックファースト・ルームに飾られたエマ・ハミルトンの肖像画。

ミュージック・ルームには

ゲインズバラとレイノルズの絵が

たくさん飾られていました。

グリーン・ルームの先はオランジュリー(柑橘類の温室)。

2階にはチューダー時代の絵画が展示されていました。

ガイドさんが入口に会った壺の中を見せてくれました。

昔はここにナイフやフォークなどを入れていたみたいです。

 屋敷の裏側は白くありません。

2014年2月27日木曜日

サマーセット・ハウス

サマーセット・ハウスの歴史は、エドワード6世の叔父であるエドワード・シーモアが1547年にサマーセット公爵になり、ここに屋敷を建てたことから始まります。5年後シーモアはロンドン塔で処刑され建物は王室所有に。17世紀は王宮として使われていましたが、18世紀からは政府機関に使われるようになりました。現在の建物は1776年にウイリアム・チェンバースが設計した新古典主義建築。

まだ寒いのに、建物の外でお茶する人たちを見ながら中へ。

中にはレストランなどもありますが、

通り抜けて、テームズ川が見えるテラスへ。

1750年、カナレットがこのテラスから描いたロンドン。

まだお茶するには寒いオープン・カフェ。

テラスから振り返って建物を見たらこんな感じ。

夕暮れのウォータールー・ブリッジ。

2014年2月26日水曜日

コートールド美術館

サマーセット・ハウスの中にある

コートールド美術館に行ってきました。

内装はロバート・アダム。

天井画はSir Joshua Reynolds "The Thery of Art"

Edward Manet "A bar at the folies-bergère" (1881-82)

Edgar Degas "Two dancers on a stage" (1874)

Pierre-Auguste Renoir "La Loge"(1874)

Pierre-Auguste Renoir "The outskirts of pont-avan"(1888-90)

Claude Monet "Autumn effect at Argenteuil"(1873)

Edouard Monet "Banks of the seine at Argenteuil"(1874)

Camille Pissarro "Lordship Lane Station, Dulwich"(1871)

Paul Cezanne "The card players" (1892-96)

Paul Cezanne "St. Victoire mountain"(1897)

Vincent van Gogh "Self-Portrait with a bandaged ear" (1889)

  Paul Gauguin "Nevermore" (1897)

Paul Gauguin "The Dream"(1897)

Henri de Toulouse-Lautrec "Jane Avril in the entrance to the Moulin Rouge (1892)

Kandinsky "Thered circle"(1939)

美術館の窓から見たサマーセット・ハウス。フラッシュ無しなら写真OK。