2011年3月31日木曜日

ハンプトンコートの水仙

ハンプトンコートの水仙の花が綺麗です。

宮殿の建物とのバランスもいいけど、

庭を散歩するだけでも

十分楽しめます。

規模がすごいんです。

王宮の庭ですけど、

ウィルドネスと呼ばれるこの辺りは

一年中、一般に無料で開放されています。

ベンチに座ってのんびりするのもいいかもしれませんね。

英語名はダフォディル(Daffodil)。

学名はナルキソス(Narcissus)。

ラッパスイセンは西ヨーロッパ原産です。

ウエールズの国花。

是非、この時期にハンプトンコートのウィルドネス・ガーデンを訪れてみてください。

2011年3月30日水曜日

3月のハンプトンコート・ガーデン

ハンプトンコート宮殿のガーデンは3月末まで無料で開放されています。

ファウンテン・ガーデンも、

プレヴィ・ガーデンも、

プレヴィ・ガーデンから見た宮殿の景色も無料で見られます。


プレヴィというのは、プライベートという意味で、

1702年のウイリアム3世の庭が再現されています。

噴水と宮殿の景色を楽しんだ後は、

植物を見てみましょう。

ちゃんと植物名を書いた札が立っています。

植物の名前を知りたい人に便利です。

これはメアリ2世が珍しい植物を育てるために建てた温室であるオランジュリー。

昔はオレンジの木を主に育てていたのでオランジュリーなのだそうです。

池があるのでポンド・ガーデンと呼ばれる幾何学模様のサンクン・ガーデン。

グレート・ヴァインと呼ばれる葡萄の木。

1768年にケーパビリティー・ブラウンが植えた世界で一番古く、

世界で一番大きな葡萄の木ということで、ギネス証書があります。

ヒヤシンスのボーダー。匂いをお届けできないのが残念です。

さっきと反対側から見た景色。

ポンド・ガーデンと宮殿。

シダの木のトンネル。

夏になって葉が茂ると日陰になって、日焼けを気にする貴婦人たちの散歩道になります。

2011年3月29日火曜日

3月のリッチモンド・パーク

天気がいい日にリッチモンド・パークに行ってきました。

公園内の植物を動物から保護するために作られたイザベラ・プランテーション。

花が少ない時期は(Heath)が目立ちます。

日本名はエリカの花。学名もEricaです。

エリカには700種類以上の種がありますが、90%は南アフリカ原産なのだそうです。

今の時期は椿が見頃です。

それぞれ可憐な花をつけています。

学名と英語名はカメリアです。

目立っていたのはコブシの花です。

木に付いていたタグで学名がMagnolia stellataだと分かりました。

日本名はシデコブシ。調べたら、本州中部の「東海地方を中心とした限られた範囲に分布する日本の固有種」と書いてありましたけど、イギリスで大きく育っています。

木の根元に咲く野生の水仙。

池のガーデンはこれから美しい季節を迎えます。

私の大好きなイザベラ・プランテーション。来月もまたレポートしますね。

2011年3月28日月曜日

リッチモンド・パークの水芭蕉

今、イザベラ・プランテーションの黄色い水芭蕉が綺麗です。

学名Lysichiton americanum。

英語名 Skunk cabbage。スカンクのキャベツ?

日本名キバナミズバショウ、またはアメリカミズバショウ。


日本では「夏が来れば思い出す~♪」ですけど、

イギリスでは3月~4月が見ごろです。