2016年10月9日日曜日

夏目漱石の下宿 in ロンドン (1901年4月25日から7月19日)

トゥーティング・ブロードウェーは繁華街です。現在はインド人街でもあります。

ミッチャム・ロードでバスに乗って、アーメン・コーナー下車。

漱石は3軒目の大家のブレッド家と夜逃げ同然の引越しに付き合わされて、一緒にステラ・ロード5番地(現在11番地)に移ります。

当時ここら辺はまだ緑豊かな郊外で、新築(1900年建造)のテラスハウスでした。   

ただ、劣悪な環境に暮らす下層の労働者階級が住む地域でもあり、

 漱石は別の下宿に移ることを考えます。

この下宿ではロイヤル・アカデミーに留学中の(味の素発明者)池田菊苗(1864-1936)と同宿になり、彼の学識と教養の広さに深く感銘を受けます。

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