2007年6月23日土曜日

バースの街

バースの街に残る見事な建物は、ほとんどがジョンウッド父子の計画によるものです。ウッド(父)はパラディオの古典様式に強く影響を受け、新しいローマ都市を建設するという夢を抱いて1727年に故郷のバースに戻ってきました。写真はサーカスで、1754年に建築が始まりました。1階はドリア式、2階はイオニア式、3階はコリント式の柱が使われていて、ローマのコロセウムの内側と同じです。また、サーカスの直径はストーン・ヘンジと一致します。建物の上には伝説に由来するドングリが飾られています。

ウッド(子)によるロイヤル・クレセントは1774年に完成しました。114本のイオニア式の柱で飾られた半円形のテラスには、30軒の邸宅が入っています。

坂に沿って、家の屋根が階段状になっています。

王立ミネラル・ウォーター・病院は、イングランド初のすべての人々に平等に開かれた病院です。支払いは、入院時の預託金3ポンドだけ。これは治ったら家に買える費用として、治らなかったら葬儀の費用として返されました。

この家は1480年ごろ建てられた、バース最古の家なのだそうです。サリー・ランは1680年に亡命してきたフランス人で、ここのパン屋で働くようになり、ブリオッシュの製法をもたらしました。今でも人気のティールームです。地下の博物館で、昔のオーブンを見ることができます。

エーボン川にかかるパルトニー橋は、ロバート・アダムの設計により1774年に完成しました。橋の両側には小さな店が並んでいます。

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