2008年4月26日土曜日

システーナ・チャペルとローマ法王たち

ユリウス2世(1503~13年)。英国史ではヘンリー8世とスペイン王女キャサリンとの結婚を認めた教皇。

芸術的には、ミケランジェロにシステーナ・チャペルの天井画を描かせたり、ラファエロに「著名の間」を描かせたりしました。サン・ピエトロ大聖堂の新築を決めたのもこの人です。

レオ10世(1513~21年)。サン・ピエトロ大聖堂建設資金のために、ドイツで免罪符の販売を認めたことが、ルターによる宗教改革(1517年)の直接のきっかけになりました。

ラファエロにシステーナ・チャペルを飾るためのタペストリーの下絵を描かせたのはこの人です。

クレメンス7世(1523~34年)。英国史ではヘンリー8世の離婚を認めなかった教皇。

芸術的にはミケランジェロにシステーナ・チャペルの壁画を描かせたので有名です。

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