2007年2月13日火曜日

キューガーデンで探す聖書に出てくる木

神はノアに糸杉の木で箱舟を造り、そ れにアスファルトを塗って防水加工することを命じられました。大洪水の間にもしっかりと保存されるためには、水に腐敗しにくいヒノキのような糸杉が一番適していると考えられます。イエス・キリストが架けられた十字架も、この木で作られていたという説もあります。ヨーロッパでは糸杉が死や喪の象徴とされているからです。
旧約聖書には、ダビデの時代に、神殿の楽士たちは、糸杉の木から、竪琴、太鼓、各種の楽器を造ったのだそうです。

旧約聖書のノアの方舟で、ノアは洪水の中で鳩を飛ばします。やがて鳩はオリーブの小枝を銜えて戻ってきます。新約聖書で十字架につけられる前にイエス・キリストが過ごされたのはオリーブ山、祈った場所はゲッセマネ(=油搾りの場)でした。

レバノンスギ。ソロモン王はレバノン杉で神殿を造りました。

キリスト誕生を祝って東方から3人の賢人が贈り物を持ってやってきた時の、贈り物のひとつ乳香。古代エジプトでは神に捧げるための神聖な香として用いられ、古代ユダヤ人にも受け継がれて、聖書にも神に捧げる香の調合に乳香の記述が見られます。 英語名Frankincense。学名Boswellia sacra。ソマリア、オマーン、イエメン原産。

2 件のコメント:

相馬寿次 さんのコメント...

一連のキューガーデンの植物紹介を懐かしく拝見しました。15年ほど前に、妻と訪問し、静かな植物園を歩きました。近い内に、再訪したいと考えています。こんな説明も無く二人で見て回ったのを思い出しました。大変参考になりました。
相馬

ライト裕子 さんのコメント...

私もキューガーデンのガイドツアーに参加するまでは、冬の庭なんかつまんないと思っていましたが、調べてみると普通の木にも面白い話がたくさん隠れていました。奥が深いです。

ライト裕子