2013年2月3日日曜日

私は歴女 (大奥)

今、昨年秋のドラマのDVDを友人から借りて見ています。英国在住なので、日本のドラマは3か月遅れてまとめて見ています。

歴女の私としては「大奥」が一番面白かったです。男女入れ替わりや、疫病の話はフィクションとしても、一応史実に沿ってストーリーが作られているみたいです。春日局はもちろん、お万、お楽、お玉の方って実在の人物だったんですね~。

春日局
1579年、明智光秀の重臣・斎藤利三の娘として生まれましたが、3歳の時、本能寺の変があり、父が亡くなったため、母方の親せきで養育されました。家光の乳母として江戸城に入り、家光の将軍就任後に大きな権力を持ちます。幼い家光が病に倒れた際に薬立ちの願をかけ、本当に薬を飲まずに病没ました。

お万の方
公家の家に生まれ、尼として伊勢の慶光院の住職になりましたが、就任の挨拶をするべく赴いた江戸城で家光に気に入られ側室になりました。春日局の死後、大奥を取り仕切ります。

お楽の方
古着屋の娘として生まれましたが、街中で春日局に見初められ側室になります。4代将軍・家綱の母。

お玉の方 (桂昌院)
お万の方に仕えていましたが、春日局の目に留まり家光の側室になります。家光が亡くなった時に尼になり大奥から去りますが、家綱が亡くなり、5代将軍として、お玉の子・綱吉が選ばれると、大奥で最も発言力のある女性となりました。漫画では、綱吉に子ができずに焦る桂昌院は、過去の自身による猫殺生の罪のためと指摘されたことをきっかけに生類憐みの令を綱吉に発令させます。

それにしても、 4代将軍が古着屋の娘の子、5代将軍が八百屋の娘の子というのは、今回初めて知りました。江戸時代で本妻の子が将軍になったのは、3代将軍家光だけです。面白いと思いませんか?

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