2015年7月5日日曜日

イギリスの陶磁器メーカーの現状 ウエッジウッド、ロイヤル・ドルトン、ロイヤル・アルバート


フォスカース(フィンランド、本社ヘルシンキ)傘下になったのが、ウエッジウッド、ロイヤル・ドルトン、ロイヤル・アルバートです。
フィスカース社
 1649年、フィンランドのフィスカース村で鍛冶屋を創業した。1832年、フィスカースはフィンランド初のナイフ工場を開き、後にフォークとはさみも製造した。フィスカースはそのはさみとはさみの橙色のハンドルで知られる。2013年には食卓用製品業務への補足としてロイヤル・コペンハーゲンを買収、2015年にはウォーターフォード、ウェッジウッド、ロイヤル・ドルトン、ロイヤル・アルバートを買収した。
ウェッジウッドJosiah Wedgwood and Sons
 ジョサイア・ウエッジウッドよって1759年に設立された世界最大級の陶磁器メーカーの一つ。2015年7月、フィンランド企業、フィスカースに買収されWWRDグループホールディングスの一員となりました。

 
ロイヤルドルトンRoyal Doulton
1815年、ジョン・ドルトン(John Doulton)がジョン・ワット(John Watts)の共同出資を受けてランベスで創業しました。当時はストーンウェアつくる小さな企業でした。1877年、ヘンリー・ドルトンは、現在も本社となっているバースレムに窯を移し、ボーンチャイナを導入し、芸術的テーブルウェアを創造していくこととなリます。1887年ヘンリーはヴィクトリア女王より陶磁器界では初めてのナイトの称号を与えられ、1901年にはエドワード7世よりロイヤルの称号を与えられました。その後、ミントン、ロイヤル・アルバート、ロイヤル・クラウン・ダービーを傘下におさめ、世界最大の陶磁器メーカーとなります。
2015年7月、フィンランド企業、フィスカースに買収されWWRDグループホールディングスの一員となりました。


ロイヤルアルバート(Royal Albert)
1896年にトーマス・ワイルドとトーマス・クラーク・ワイルド親子がストーク・オン・トレントで創業しました。創業者が英国王室を愛するゆえに、ヴィクトリア女王の夫と女王の孫アルバート・ジョージ王子(のちのジョージ5世)から「アルバート」と名付けた。
創業の翌年1897年にはビクトリア女王即位60周年記念の記念品を依頼され1904年に「ロイヤル」の称号を得ます。1962年に発表した「オールド・カントリー・ローズ」は誰にも親しまれるデザインが人気を呼び、世界最大生産数のベストセラーとなりました。2015年よりWWRDグループホールディングスの一員となりました。

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