ノッティンヒル・カーニバル(Notting Hill Carnival)に行ってきました。
カーニバルの語源は、ラテン語のcarne vale(肉よ、さらば)に由来するのだそうです。
イースター前の四旬節の断食の前に行われる祭りであることを意味し、普通2月に行われますが、
ロンドンの場合は毎年8月末のバンク・ホリデーに行われています。
ノッティングヒル・カーニバルは1960年前後にカリブ系移民の祭典として始まりました。
今はお洒落なイ メージをもつノッティングヒルですが、60年代は貧困層が住む街でした。
自分たちのアイデ ンティティを確立しようとしたカリビアンによってカーニバルが企画されました。
現在はヨーロッパ最大のカーニバルに成長しました。
日曜日は子供向けの祭典で、
月曜日が大人の祭典となっています。
周りの住人も楽しんでいます。
屋根の上に乗っている人や、
窓から身を乗り出して見ている人や、
ポストに上って見ている人もいました。
梯子の上では女性報道カメラマンが頑張っています。
これも報道陣でしょう。
パレードの写真を撮っているこの娘も、私にとってはかわいい被写体です。
ジャマイカ人?
なんかロンドンに見えませんよね~。
パレードから外れたところに、路上レストランが並んでいました。
道でジャーク・チキンを焼いている人たち。
こちらは生のココナッツ・ジュース。
カリブ海の島々を思わせる色とりどりの衣装に身をまとって踊る人々。
大音量でレゲエやカリビアンミュージックが鳴り響きます。
こんな子も参加しています。
お巡りさんも参加していていいの?
ハイ、チーズ。
長い歴史の中では暴動などもあったようで、
騎馬警官をはじめ、
たくさんの警察官が動員されていました。
暴動を恐れてパレードの道沿いの店のウインドーには
板が張ってありました。
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