2006年4月2日日曜日

スキミア

イザベラ・プランテーションで大きなスキミア(Skimmia)の木を見つけました。

日本名はミヤマシキミ(深山樒)。日本原産で、学名のSkimmiaは日本名のシキミからきています。

ヨーロッパで改良が進み、英国でもよく見かける植物です。ミカン科なので、いい匂いがします。

実をつけると、こんな感じです。

かわいいでしょう?

リュウキンカ

イザベラ・プランテーションに咲くリュウキンカ(立金花)。

学名はCaltha Palustris。ラテン語で「沼地を好む強いにおいのある黄色の花」の意味です。

川の流れに沿って咲いている姿が、かわいい。

ダーウィンのバーバリー?

うちの近所に鮮やかなオレンジ色の花がとても綺麗な木があります。

この木の名前は、ダーウィンズ・バーバリー(Darwin's Barberry)。学名もBerberis Dariniiです。

チャールズ・ダーウィンが1835年にチリで発見したことから、この名前が付きました。

枝に刺がたくさんあるので、生垣にすると泥棒避けになるそうです。

サンド・チェリー

この花はPrunus Pumila var depressa。

英語名はEastern sand cherry。

高さ40cmくらい。こんな桜もあるんですね~。

アメリカミズバショウ

イザベラ・プランテーションの真ん中に小川が流れていて、川沿いにアメリカミズバショウ(黄花水芭蕉、黄金水芭蕉)の花が咲いています。

学名はLysichiton americanum。

英語名はSkunk Cabbage。スカンクのキャベツって、ちょっとかわいそうな名前ですね。

北米原産です。

花びらのように見えるのは、実は葉が変形したものです。

チャイニーズ・ペア

Pyrusというのは梨の種類。この花の学名はPyrus ussuriensis。英語名はChinese white pair。中国、朝鮮、シベリアに自生していて秋子梨です。

Pyrus Comunisは西洋梨、Pyrus Pyrifoliaは日本梨のことになります。

当然、長十郎や新世界は「Pyrus Pyrifolia」の中に入っています。

カーマイン・クラブアップル

この花はカーマイン・クラブアップル(Carmine Crabapple)。

学名はMalus atrosanguineです。

Malusはリンゴ(主に観賞用リンゴ)のことで、英語でCrabapple、日本語ではハナリンゴ、ヒメリンゴ、ハナカイドウ、ズミなどと呼ばれています。ヨーロッパやアメリカで品種改良が進んだため、英国の普通のガーデン・ショップで買える木でも日本では買えないとか、植物園やガーデンセンターで学名が分かっているのに適切な日本名が見つからないことがよくあります。

ハタザクラ

キュー・ガーデンの日本庭園の桜が満開です。

名札に「hatazakura」と書いてあったので調べてみたところ、埼玉県志木市長勝院跡にある樹齢400年の旗桜のことで、「世界に1本しかない桜の木」なのだそうです・・・キュー・ガーデンにもあるんですけど・・・。本来の花の中に旗弁というおしべの変化したものが1~2枚付いているので旗桜と呼ばれるのだそうです。

ジャパニーズ・クラブアップル

このかわいい花は、ジャパニーズ・クラブアップル(Japanese Crabapple)です。

学名はMalus floribundaでした。

Malusはラテン語で「悪い」という意味なのだそうです。アダムとイブがリンゴを食べたのが諸悪の根源だからでしょうか?

2006年4月1日土曜日

イザベラ・プランテーションのエリカ

リッチモンド・パークのイザベラ・プランテーションの道の両側に咲いているのはエリカの花です。

冬の花だと思っていましたが、春に色付く花だったんですね~。

エリカは700種以上からなるツツジ科の植物です。

学名がエリカ(Erica)で、英語名はへザー(Heather)といいます。

背が高いのは、南アフリカ原産のジャノメエリカ(Erica Canaliculata)でしょう。

ヨーロッパでは屋根ふきの材料、枝ぼうき、燃料など、生活に欠かせない植物です。

白いエリカを恋人に贈ることは、愛の告白を意味するそうです。

エリカが茂る荒野をヒース(heath)と呼びます。「嵐が丘」の世界を想像しますね~。

イザベラ・プランテーションの椿

リッチモンド・パークのイザべラ・プランテーションの椿の花が見ごろです。

コゴミ、ゼンマイ、ワラビ

山菜が採れる季節になりました。リッチモンド公園などで見かける植物が、コゴミなのか、ゼンマイなのか、ワラビなのか調べてみました。

これはコゴミです。一株から放射状に葉を広げます。巻いた状態で出てきて、どんどん巻きが解けて伸びていきます。食用としては長さ10cm程度の、まだ巻き込んで開ききらない若芽の段階で摘みます。アクを抜かなくても食べられます。学名はMatteuccia Struthiopterisです。
ゼンマイは比較的湿ったところに生え、色は茶色で茎の先端がくるくると丸まって繊毛に覆われています。芽が巻いた状態のものでも30cmの長さがあります。湯がいてから干して保存するのが一般的です。学名は、Osmunda Japonicaです。

ワラビ(蕨)は日当たりのいいところに生え、色は緑色で、茎の先端が三叉に分かれています。アクを抜かないと食べられません。学名はPteridium aqunilium。