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2007年7月21日土曜日

国旗の話

英国国旗は、イングランドのセント・ジョージ旗と、スコットランドのセント・アンドリュー旗と、アイルランドのセント・パトリック旗が組み合わされてできたものです。

ユニオン旗なので、もしスコットランドが独立したら、国旗から青色が消えるわけです。

もう古いニュースになりますが、2006年6月21日の「その時歴史が動いた」番組内で、英国旗を上下逆にして放送してしまったそうで、その後NHKは訂正したそうな・・・。これを見つけた人は偉いです。普通クイズで出されても、わからないでしょう。

2007年7月1日、ノ・ムヒョン大統領が映像で国民にメッセージを伝えている際に揚げられる大極旗(韓国国旗)の、赤い部分と青い部分の境目の曲線が逆になって使われていたのが分かり、青瓦台(大統領府)は市民からの指摘を受け旗を処分した。って、本当かなあ?韓国人だったら、それはすぐに気付くでしょう?でも、周りの点々(天、地、日、月を意味するらしい)が入れ替わっても分からないかも?

その点、日の丸はシンプルで間違えようがないですね。

2007年7月18日水曜日

ハリー・ポッター関係まとめて

先週(11日)、ハリーポッターの映画「Harry Potter and the Order of the Phoenix」が公開になりました。うちの中学生の娘は、早速友達と見に行ったみたいです。私は・・・DVDになってからでいいや。

今週(17日)は、ハリーポッターの切手が売り出されました。友達のスーちゃんは、予約購入したそうだけど、私は・・・別にいらないなあ。

そして、今週の土曜日(21日)、午前0時から最後の本「Harry Potter and the Deathly Hallowy」が売り出されます。娘は友達と夜中にオープンする本屋に並びに行くそうです。読みたいというより、お祭り騒ぎに参加したいだけでしょう。私は・・・平和に寝たいです。

2007年5月20日日曜日

イングリッシュ・ヘリテージ

イングランドにはイングリッシュ・ヘリテージ、スコットランドにはヒストリック・スコットランド、ウェールズにはカドゥという、環境庁の歴史的建物指定に関する機関があります。

イングリッシュ・ヘリテージは1984年創立で、執行部は環境大臣によって任命されます。

歴史的環境に関する立法・開発を許可するかどうか決めたり、補助金について政府に助言したりするのが主な活動です。有名人が住んでいた家などにブルー・プラークをつけるのも、この機関の仕事です。

ストーン・ヘンジ、ドーバー城、ハドリアヌスの壁など約400の建築や遺跡を政府から委託され一般公開しています。ナショナル・トラストと同様、イングリッシュ・ヘリテージも、会員には、入場料の免除や、イベントへの招待、ガイドブックの送付などの特典がありますが、活動資金の85%は政府から給付されています。

ナショナル・パーク

ナショナル・パークは国の予算で運営される国立公園のことで、政府機関です。英国には14の国立公園があり、総面積はイギリスの田園地方のほぼ8%になるそうです。

国立公園の土地はほとんどが個人所有で、約17万人がそこに住み、観光業、森林管理、鉱山業、農業などの資源を基にした産業により生計を立てているのだそうです。

国立公園管理局は、自然、野生生物、文化遺産の保護・育成と国立公園の特質をより多くの人々に理解し、楽しんでもらうことが目的に作られました。ナショナル・トラストのような保護一辺倒ではなく、地域共同体の経済促進も目的としています。

2年ほど前に仕事で湖水地方のビジターセンターに行ったことがあります。自然について勉強するのでしたら、ナショナル・パークの方がいいかもしれません。

ナショナル・トラスト

ナショナル・トラストは、1894年に、イングランド・ウエールズ・北アイルランド(スコットランドは別組織)の歴史的に重要な土地や建物を永久に保存するために創られました。主な財源は会費と寄付です。所有資産総面積は2287平方キロメートルで東京都より広く、価値のある建物や庭園を300箇所所有し、一般には有料で公開しています。会員数は200万人(全人口の30分の1)で、会員になると入場料の免除、イベントへの招待、ガイドブックの送付などの特典が受けられます。

トラストの構想を思いついたのは、ロバート・ハンターという人で、公務員だった経験から国のやり方を知っており、議会に働きかける環境保存運動に限界を感じ、所有者優位の法のもとで土地を守るには、土地を獲得する力が必要だという結論を出しました。

オクタビア・ヒル女子は社会改良運動のパイオニアでした。「ナショナル・トラスト」の名付け親で、国民のための「ナショナル」、慈善性を強調するために「トラスト」という言葉を選びました。

キャノン・ローンズリーは牧師で説教や献金集めはお手の物でした。トラストのために、国中を飛び回って、PR活動をし、トラストの資金調達係として情熱的に働き続けました。ビアトリクス・ポターや、ワーズワースや、ラスキンも彼に影響されて、家や土地をトラストに寄付しています。

1930年代になると、相続税を払えないため地方の広大な敷地にある屋敷を手放す人が増えましたが、トラストは全部買う財力は無かったし、寄付されたところで維持できませんでした。そこでトラストは議会に働きかけ、維持費を生み出す農地も寄贈してもらうことができるようにしました。

海辺の土地はいつでも工場用敷地として狙われやすく、トラストは海岸線を永遠に自然のまま保存する必要を感じ、1965年から募金を始めました。目標はイギリスに残っている未開発の海岸線900マイルをトラストで獲得し、保存しようというもの。実現すれば、イギリスの全海岸線3000マイルの約3分の1を所有することになります。現在506マイル(全海岸線の6分の1)は獲得に成功しています。

日本にもナショナル・トラストがあります。1964年、鎌倉八幡宮の裏山の宅地造成計画に反対した市民が募金により1.5ヘクタールを買い取ったのが始まりで、知床や沖縄のヤンバル森林保護運動など、数十例があります。しかし日本はあまりにも開発のスピードが速すぎること、地価が高くて買取不可能であることなどで、かなり苦戦しているようです。