通勤・通学の人が忙しく行き来するこの場所、一般道か公園の中みたいに見えますよね?
実はここ、墓地なんです。
秋の朝、仕事の開始時間まで墓地を散歩してみることにしました。
1840年に造られた墓地で、王立公園(Royal Park)が管理しています。
ピーター・ラビットの作者ビアトリクス・ポターはこの近所に住んでいて、動物のキャラクターの名前は墓石から付けたのだそうですよ。例えば、Nutkins(リスのナトキン)、Mr. McGregor(マクレガーさん)、Jeremiah Fisher(ジェレミー・フィッシャー)、そして Peter Rabbett(注:Rabbitではない)もここの墓石から選んだのだそうです。
ピーター・ラビットさんのお墓を探してみましょうか?
墓地の周りは高級住宅地です。
隣にはプレミア・リーグのチェルシーのホーム・グランドもあります。
お金持ちのお墓が多いようで、素晴らしい彫刻がたくさんあります。
美術館みたいでしょう?
この彫刻も素敵です。
キリスト教徒じゃなくても埋葬してもらえたみたいです。
例えば幕末に英国に渡航した浅野長道(安芸藩、1886年没、21歳)もここに埋葬されているのだとか。
ケルト十字架はアイルランド人の墓なのでしょうか?
墓の上に壷を置くのは古代ギリシアの影響で、英国では19世紀に流行しました。
この墓も古代遺跡を意識していますね~。
ファミリー用墓です。
カタコンベ(地下墓地)。
歪んでいる墓もあります。崩れなきゃいいのですが・・・。
リスのナトキン。
本当にビアトリクス・ポターの世界ですよね~。
こんなリスがいっぱいいました。
犬を連れて散歩する人もいました。
墓の中には標識が・・・。
「犬はリードに繋いで決められたルートを歩きましょう」と書いてあります。
犬の散歩OKの証拠に、ちゃんと犬の糞のためのゴミ箱が設置されています。
自転車も決められたルートなら通れます。
狭い路地は走れません。
0 件のコメント:
コメントを投稿