英語のお風呂の語源となったバースのローマ風呂。
1万5千年前、最後の氷河期の終わり頃に大量の雨が降り、その水が一万年後に地球の中心の燃えている部分に到達し、何かの圧力で再び地上に押し上げられてできたのだといわれています。
現在も3箇所の湯元から46.5度の温水が毎日113万リットルも湧き出ています。
皮膚病、リューマチ、関節炎に効用があるそうです。
あ、ローマ人がいました。下に降りてみましょう。
地下にはローマ時代の遺跡が展示されています。
神殿入口のゴルゴンの浮き彫りとか、
青銅のミネルバの像を見ることができます。
湯元から毎日113万リットル湧き出ている温泉は、
ここを通って、
エーボン川へと捨てられています。
さて、お風呂です。「汚いから水には触らないでください」という注意書きがあります。
質問があったらこのローマ人に聞いてください。でも、このローマ人、イタリア語も、ラテン語も話せませんから、英語で聞いてね。
ローマ時代のお風呂はサクソン時代に埋め立てられてしまったらしい・・・サクソン人はお風呂嫌いだったらしい・・・。
お風呂の隣にあるバース・アビー。
16世紀のパーペンディキュラー調ゴシック様式。美しい教会です。一見の価値ありです。
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