ロンドン郊外にあるナショナル・トラスト管理のハムハウスに行ってきました。
シデのトピアリーとラベンダーの幾何学模様の庭は、昔桜の木が植えられていたことからチェリー・ガーデンと呼ばれています。
よく手入れされているボーダー・ガーデン。
庭から見たハムハウス。
こ の屋敷は1610年にジェームズ1世の宮廷裁判官であったトーマス・ヴァヴァサーによって建てられました。彼の死後、チャールズ1世の幼なじみだったウイ リアム・マ レーの手に渡り、1637年から39年にかけて大階段やピクチャー・ギャラリーを含む上の階の改築をし、絵画も収集しました。1642年に清教徒革命が勃 発すると、国王の側について、ダイサート伯爵に任命されます。マレーが亡くなった後、爵位と屋敷は長女のエリザベスが相続します。彼女は1648年にライ オネル・トレマッチと結婚して11人の子供を生みますが、1672年にはローダーデール公爵ジョン・メイトランドと再婚。エリザベスは権力と財力の象徴と して邸宅と庭園を改装しました。
1670年に建てられたイギリス最古の温室(オランジェリー)と、
キッチン・ガーデン。
ケシの花が綺麗でした。
花だけでなく、ここでは野菜も作っていて、
レストランの食材として使っています。
ここでお茶するのもお洒落ですね~。
庭で取れたばかりの野菜を使った料理もヘルシーです。
レンガの壁に這わせている果物の木を、
刈る庭師さん。
キッチン・ガーデンとレンガの壁の向こうに屋敷が見えます。
屋敷の周りには葡萄が植えられています。
地球温暖化で、数年先にはイギリスが葡萄の産地になるのだそうですよ。
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