ウインザー城は、外国元首を歓迎する公式行事が行われる公邸でもあり、エリザベス女王などの王族が週末などプライベートな時間を過ごす場所でもあります。
1080年ごろ、ウイリアム征服王により建造されたウインザー城は、歴代王により、増築改築が行われ、現在の形になっています。写真のラウンド・タワーは1170年代にヘンリー2世によって建てられました。
ノルマン・ゲートは、1357年~68年に王宮を再建した際、建てられました。
ステート・アパートメントに入ると、このような部屋が見られます。ウォータールー・チェンバーには1815年のワーテルローの戦いの勝利を記念して建設されたもので、当時の王様、政治家、司令官などの肖像画が飾られています。
5枚のルーベンスの絵が掛かっているキングズ・ドローイング・ルーム。
冬季のみ公開のクリムゾン・ドローイング・ルームです。
ジョージ4世により1830年ごろ完成したロイヤル・アパートメントです。こちらは一般公開されていません。
1528年に完成した聖ジョージ・チャペルは、英国独特の垂直様式のゴシック建築で、扇状の天井が見事です。ここは近代の王族の埋葬の場所でもあります。毎年6月にはガーター勲章の受勲式が行われます。
この建物には、ミリタリー・ナイツ(勲功があった退役軍人)が住んでいます。壁のマークは1348年にエドワード3世によって設立されたガーター勲章を意味してます。
おまけ。ウインザー城内のポスト。エドワード7世時代のもの。
ウインザーの駅の近くのポスト。ヴィクトリア時代のものです。
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