英国便り
ロンドン郊外在住の日本人ブルーバッジ・ガイドが、毎日の生活を通して英国の魅力をお伝えします。
2007年6月28日木曜日
ミステリー・サークル
新聞記事で見つけた、人間が作ったミステリー・サークルです。コカインで頭がおかしくなった人が車で麦畑に侵入し、めちゃめちゃにしたものですが、新聞の見出しに「宇宙人じゃない」って書いてあるところがおかしいです。
こっちは、宇宙人(?)の作品です。
広大な麦畑の中に出現する謎の幾何学模様は、世界各地にありますが、英国南西部の田園地帯に特に集中しています。1980年代から注目され始め、1990年代になると出現数は増加し、公式に報告されているものだけで2000以上もあります。
一夜のうちに突如姿を現し、周辺には人の足跡などが見つからず、どのように作られたのかはわかっていません。UFOの目撃例が多い地域なので、UFO説。板とロープと巻尺で人間が作ったという、愉快犯説。高度100kmの電離層あるプラズマが地上の降りてきたときにできたとされるプラズマ説など、いろいろな仮説が立てられていますが、どれも説得力がありません。
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