セント・パトリック・デー

３月１７日はアイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの日です。

パトリックはウエールズで生まれ、少年のころ奴隷としてアイルランドに連れて行かれ、そこで豚・羊飼いの仕事をしました。脱走してウエールズに帰り、神学を学び聖職者になりましたが、ローマ教皇から布教の命を受け、再びアイルランドを訪れます。

シャムロック（三つ葉）を手に三位一体を説いたり、アイルランド土着信仰と融和させる形でキリスト教を教えたので、ケルト十字を持っているのが特徴です。

彼の命日であるセント・パトリック・デーはアイルランドだけではなく、アイルランド移民が多いアメリカをはじめ、ロンドンや、東京でもイベントが行われます。パレードに参加する人は、シンボル・カラーである緑色の服を着るか、何か緑色のものを持たなければならないのだそうです。