待ち合わせの時間まで1時間ほどあったので、バッキンガム宮殿の衛兵交替式を見ることにしました。
私は宮殿全体が見渡せ、しかも兵隊さんと一緒に歩くこともできる、グリーンパーク側のポジションが一番好きです。
12時10分ごろ、バッキンガム宮殿の中央の門から、セント・ジェームス宮殿とクラレンス・ハウスを守る連隊が出てきます。
ヴィクトリア女王記念碑を半周した後、
マル通りに入ってきます。
アイリシュ連隊の先頭には、アイリシュ・ウルフハウンド(Irish Wolfhound)が歩いています。アイルランドの農家では、狼から家畜を守るためにウルフハウンドを飼っていました。犬種の中で唯一単独で狼を倒すことができる犬なのだそうです。
その後に、楽隊が演奏しながら続き、
最後に実際に宮殿を守る連隊が続きます。
楽隊は、セント・ジェームス宮殿の近くの交差点で左折、
兵隊も続きますが、
私はそれを見送って、
道の反対側に渡ります。
連隊はセント・ジェームズ宮殿の
中庭に入って行きます。
これが、セント・ジェームズ宮殿。ロイヤル・ファミリーは住んでいませんが、王室の公式宮殿です。私がバッキンガム宮殿でイブニング・ガイドをしていたときは、ここから小切手が送られてきていました。
また整列し、
そして宮殿の中の控え室に
消えていきました。
残された楽隊は、整列して待機します。
騎馬警官が交差点の交通整理を始めました。
この場合、信号はどうあれ、お巡りさんの言う通りに車は止まります。
そして、別の騎馬警官に先導された楽隊が、
マスコットのワンちゃんを連れて、演奏なしで、
兵舎に帰って行きます。
48時間に一度、毎回同じパターンで交替式が行われています。
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