2012年5月21日月曜日

ケンジントン宮殿 キングス&クイーンズ・アパートメント

ケ ンジントン宮殿は、1605 年に建てられたノッティンガムハウスを、

1689年に、ウィリアム 3 世がノッティンガム伯爵から購入し、

建築家クリストファー・レンに改築させて、現在の姿になりました。

まず、クイーンズ・アパートメントから見学しましょう。

木の階段を上ると、スチュアート家の王や女王の肖像画が並んでいる長い部屋があります。

クイーンと言うのは、ウイリアム3世の妻で共同統治していたメアリ2世のことです。

ウイリアム3世の死後は、メアリ2世の妹のアン女王がここに住んでいました。

1694年に、メアリ2世はこの宮殿で天然痘で亡くなります。

窓から外を見ると、サンクン・ガーデン(オランダ式庭園)が見えます。

こちらはキングス・ステイトアパートメントに続く階段。アントニオ・ヴェリオによる壁画。

国王の謁見の間。

国王の私室。

キューポラの間は、1722年にジョージ1世の栄光を讃えるために造られました。ギリシア神話の神々の像が飾られ、天井にはガーター勲章が描かれています。

国王の客間の天井画。題材はギリシア神話。

枢密院の間にはシャーロット妃(フランスではマリーアントワネットの時代)や、

キャロライン妃(1700年代初期)の服が展示されていました。


窓から外を見ると、宮殿正面入口付近だということが分かります。

絵画鑑賞のためのキングス・ギャラリー。

ヴァン・ダイクのチャールズ1世の肖像画は目立っていますが、バッキンガム宮殿にある絵の複製です。

この中で有名な画家による絵は、ティントレットの宗教画くらいかな~。

ウイリアム3世の風向計。

この部屋からの景色はハイストリートを望む宮殿南側。

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