ケ ンジントン宮殿は、1605 年に建てられたノッティンガムハウスを、
1689年に、ウィリアム 3 世がノッティンガム伯爵から購入し、
建築家クリストファー・レンに改築させて、現在の姿になりました。
まず、クイーンズ・アパートメントから見学しましょう。
木の階段を上ると、スチュアート家の王や女王の肖像画が並んでいる長い部屋があります。
クイーンと言うのは、ウイリアム3世の妻で共同統治していたメアリ2世のことです。
ウイリアム3世の死後は、メアリ2世の妹のアン女王がここに住んでいました。
1694年に、メアリ2世はこの宮殿で天然痘で亡くなります。
窓から外を見ると、サンクン・ガーデン(オランダ式庭園)が見えます。
こちらはキングス・ステイトアパートメントに続く階段。アントニオ・ヴェリオによる壁画。
国王の謁見の間。
国王の私室。
キューポラの間は、1722年にジョージ1世の栄光を讃えるために造られました。ギリシア神話の神々の像が飾られ、天井にはガーター勲章が描かれています。
国王の客間の天井画。題材はギリシア神話。
枢密院の間にはシャーロット妃(フランスではマリーアントワネットの時代)や、
キャロライン妃(1700年代初期)の服が展示されていました。
窓から外を見ると、宮殿正面入口付近だということが分かります。
絵画鑑賞のためのキングス・ギャラリー。
ヴァン・ダイクのチャールズ1世の肖像画は目立っていますが、バッキンガム宮殿にある絵の複製です。
この中で有名な画家による絵は、ティントレットの宗教画くらいかな~。
ウイリアム3世の風向計。
この部屋からの景色はハイストリートを望む宮殿南側。
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