2012年11月6日火曜日

バース

Bathは文字通り、英語のお風呂の語源になった町。


紀元前863年にブレーダッド王がここで鉱泉水の湯治効果を発見してライ病を治し、

西暦43年にこの地にたどり着いたローマ人が、浴場を持つ複合施設を建設しました。

 ローマ人たちは、ここに神殿を建て、

女神スリス・ミネルヴァを崇拝していました。

源泉からは摂氏46度の温泉が毎日100万リットル以上も湧き出しています。

ほとんどのお湯はプールを通ったあと、

エイボン川に捨てられてしまいます。

 
ローマ人たちは、ここで泳ぎ、取引を行い、余興を楽しみました。

サクソン時代になると、浴場は沈泥で覆われ忘れられてしまいました。

18世紀になると、温泉につかるのが流行になり、また人々が集まるようになります。

ローマ時代の服装をしたガイドさん。

1617年に完成したバース・アビー。天井と窓ガラスが美しい教会です。

18世紀に造られた代表的なジョージアン建築のロイヤル・クレセント。

バースの街を丘の上から見ると、こんな感じです。

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