ヴィクトリア駅から30分おきに出ている
ローカル電車に乗って40分、
べクスリーヒース駅が
レッドハウスの最寄駅です。
422番バスで2停留所、
アベニューロード下車。
あとは標識通り歩くと、
ウイリアム・モリスの新婚時代の家、
レッドハウスにたどり着くことができます。
1859年4月、モリスはジェーンと結婚しました。
モリスはウェッブに中世的な雰囲気の家の設計を依頼、
ウェップは無償で引き受けました。
当時の住宅の壁は漆喰仕上げが多かったので、赤レンガの外壁にしました。
ゴシック・リバイバル様式の家。
モリスにとって庭は家と同じくらい重要でした。
リンゴや梨や桜の木々に囲まれて暮らしたいと思っていました。
家の調度を整える段階になって、
家具、掛け布、壁紙、タイル、ステンドグラス、蝋燭立て、グラスなどを作製しました。
レッドハウスは総合的内装実験工房と化し、
モリスと友人たちの経験は蓄積され、
その経験を生かして内装全般を扱う会社を興そうという話になりました。
レッドハウスの庭から着想を得て、壁紙のデザインが生まれました。
1862年 トレリス(格子垣)
1864年 ヒナギク
1866年 果実
1865年、モリス商会とレッドハウスの両方の維持ができなくなったため、レッドハウスを売ってロンドンに移ることになりました。
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