ウインブルドン駅前から
57番か131番か219番のバスに乗り、
マートン・アビーで降ります。
セインズベリーの前の信号を渡り、
ウォンドル川沿いを上流に向って進むと
モリスの工房があった場所を示すプレートがあります。
モリス商会は1881年6月ここに引っ越しました。
清らかな軟水が流れる広い敷地の中に
染色工房、タピストリー工房、ステンドグラス工房などをまとめることができ、
デザインや品質の管理もできました。
1883年から84年ごろ、モリスはテキスタル・デザインナーとして最高の時期を迎えます。
水車小屋の
中に、
ウイリアム・モリスに関する資料もありました。
マートンアビー工房の写真。
マートンアビーでデザインされたWandle柄
マートンアビーでデザインされたEvenlode柄
マートンアビーのステンドグラス工場の写真
ここでバーンジョーンズがデザインしたステンドグラス「聖母マリア」
マートン・ハイストリートにあった従業員寮の写真
現在、週末の午前10時から午後5時まで
マーケットが開かれます。
奥には、
「ウイリアム・モリス」という名のパブがありました。
楽しんだら、川沿いを通ってバス通りまで戻り、
またバスに乗って帰ります。
この時代の作品
捺染テキスタイルのデザイン
兄弟ウサギ(1882)
リー(Lea)
ケネット(Kennet)
チャーウェル(Cherwell)
クレイ(Cray)(1884)
ウインドラッシュ(Windrush)
イーブンロード(Evenlode)
ウォンドル(Wandle)
ウェイ(Wey)
ワイルド・チューリップ(1884)
鳥とアネモネ(1882)
織り布
グラナダ(1884)
1884年以降、モリスの関心ごとはデザインから社会主義活動に移っていきます。
そして、刺繍以外のテキスタイル部門の監督を24歳のジョン・ヘンリー・ダールに任せます。
タペストリー
キツツキ(1885)
ブラーズウッド・タペストリー(1889)
果樹園(1890)
聖杯の探索(1890)
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