「カンタベリー物語」の世界を蝋人形で再現した
カンタベリー・テイルというアトラクションに入ってみました。
「カンタベリー物語」は14世紀の英国の詩人ジェフリー・チョーサーが書いた物語です。
カンタベリー大聖堂へと巡礼の旅に参加する人たちが、
ロンドン南部サザークの陣羽織屋に集まります。
それぞれの紹介が終わったところで、ハリー・ベリーという名の宿の主人が、
旅の道中、退屈しのぎにゲームを行うことを提案します。
ルールは各参加者が往路と復路にそれぞれ2話ずつ面白い話を語るというもの。
最も面白い話をした者が、ロンドンに戻った際に夕食をご馳走になるということです。
宿屋の主人が審判役を務めるという理由で、
自費を払って巡礼の旅に同行する旨、参加者たちの了解を得ます。
話には 庶民の間で語り継がれていた世間話や笑い話、教訓じみた説話などが詰まっており、
人間の様々な側面を広く深く描いた文学であり、
当時の暮らしを知る歴史資料としての価値も高く評価されています。
物語が終わるとカンタベリーのウエスト・ゲートを渡り、
大聖堂でブラック・プリンスの墓を見るという設定で、終わります。
帰りは本当のウエスト・ゲートを渡り、
川を渡り、
電車に乗ってロンドンに戻ります。
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