2016年1月5日火曜日

イスラムの世界 ドラッグ

ドラッグ (宗教では禁じられていません)
阿片はケシの未熟果に傷をつけ、にじみ出る乳液を取り、これを干して固めたのが阿片です。モルヒネを含み、鎮痛などの薬効のほか、あらゆる精神不安からの解法のために用いられてきました。水パイプを通して吸引されます。

ハシシュはインド大麻の花穂の部分から採取した樹脂の塊がハシシュで、花の咲き始めた草頂部を刻んだものがマリファナです。加熱によってテトラヒドロカンアビノ-ルという成分を生じ、精神的緊張の解除を生じます。パイプにつめ、火をつけて吸います。

カートはイエメンではコーヒーと同じ畑ににカートが栽培されています。この地方の男性たちはカートの葉を噛むか、煎じて飲んでいます。成分のエフェドリンは覚せい剤メタンフェタミン(ヒロポン)に近く長い間には中毒の危険もあります。昔は局地的にしか用いられませんでしたが、最近では冷蔵によって遠くに運ぶことが可能になり、国際問題になりつつあります。






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