1317年設立のキングス・ホールと、1324年創立のマイケル・ハウスを、1546年にヘンリー8世が接収して、トリニティー・カレッジを設立しました。ヘンリー8世は、修道院解体令で没収した資産から多額の資金を与えました。現在も英国王室とのかかわりが深く、ここのマスター(学長)は今でも国王から直接任命されます。
正門の彫刻は、もちろんヘンリー8世。離婚するために宗教改革をしたり、6人の妃を持ったり、修道院を解体したり、英国史で一番有名な王様です。この像は昔は王しゃくを持っていたのですが、悪戯な学生によって、1950年代に椅子の脚に替えました。
門を入る前に、ニュートンの(実家の)万有引力の発見の元となった林檎の木(の子孫)を確認してください。この林檎の木の向こうの出窓がある部屋に、ニュートンは住んでいました。
門の中に入ってすぐ目に付くのは大きな芝生の中庭(グレート・コート)とルネッサンス風の噴水です。この中庭を取り囲む形で、チャペル、食堂、各教授の研究室があります。面積800平方メートルのグレート・コートは、オックス・ブリッジのカレッジの中でも最大規模です。学生の伝統的なチャレンジは、時計が夜中の12時の鐘を鳴らしている間に中庭を一周することです。
コレッジ内の郵便配達のおじさんは、山高帽をかぶっていました。
ピューリタン革命の発端になった聖メアリ教会。
今でもこのダイニング・ホールで、学生は食事をします。
有名建築家のクリストファー・レンが設計した図書館には、ニュートンの手紙や、AAミルンの「ウイニー・ザ・プー」の原本があります。
ケム川サイドから見た校舎。
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